【御礼】イルトス杯お疲れさまでした!

はじめに

イルトス杯に参加して頂いた方々、参加という形以外でも関わって頂いた方々(特にさふぁいあさん)ありがとうございました。

皆様は運営側として至らない所が沢山あったのですが、最終戦まで「最高のエンターテイナー」の称号のために、大会を盛り上げて頂きました。

参加募集が昨年の10月から始まり、最後まで勝ち残った方は3月の下旬までに渡る長丁場。オークションを6巡分と対戦は予選だけでも5戦分考察して、育成する(さらにはエンタメをやる)という時間はなかなか半端な覚悟でできないことを、参加者の皆さんに完走頂いたことを本当に感謝しています。改めて、本当にありがとうございました。

参加理由(というか開催のきっかけ)

参加理由というより、実はこの大会の開催はハッピータイムオフでイルトスさんと話した時に僕がこう言ったことがきっかけである。

「また、オークションルールのメタゲームやりたいっすね。」

細かい言い回しはともかくそんな感じのことを言った。そう言ったことには少し理由がある。以前イルトスさんと一緒に参加したメタゲーム大会「Tea Cup The hell ~茶杯・裏面~」で致命的な育成ミスをして、敗退となったことが消化不良で、リベンジしたいという気持ちがあったからだ。
↓問題の対戦

茶杯裏面 決勝トーナメント1回戦 がはらさんVSユキハル氏(がはらさん視点) - 戦場がはらさん (@fusshaaa) - TwitCasting


そのハッピータイムオフの後、まもなくイルトスさんから以下のようなDMが来た。

え、イルトスさんがやってくれるの?とは思いつつ、2年前の忘れ物を取りに行くチャンスをもらったんだから、(運営側をやることには思わなかったが)自分には参加する以外の選択肢はないと闘志を燃やしていた。

エンタメ枠選考

 2月6日僕はすごく悩んでいた。そう、エンターテイナー枠を誰にするかである。20人(ブロック1位抜け以外の人)の中から3人選ばないといけないって少なすぎるだろ!
←大きな勘違いをしていることは後で気付きます。というか指摘されます。

 リードマンさんのミスティさん戦は名試合だったし、にぱ~さんのOPは面白かったし、ぷ~らさんのトナカイの活躍は見事だったし、むはさんのイサハとミナモ活躍回は面白かったし、しおいぬはなんかおもろいし、しろさんは芸人過ぎるし、一体どうしろと言うんだ。。
 ということでまずは自分の中の選考基準をまとめることにした。勿論選考基準は特に決まっているわけではなくて、あくまで僕自身の見解ですので、その点をご了承ください。

●がはら的エンタメ枠選考基準

1.    勝っている。(出来れば、一位抜けの可能性が残っている時点で)
2.    エンタメに対して、考察や準備に裏打ちされている。(ように見えるか。)
3.    見ていて楽しかったか。

 エンタメ枠選考委員の3人(イルトスさん、このしろさん、がはら)の中で、他の選考委員とは大きく違う点がある。そう、自分は参加者としてイルトス杯に参加しているという点である。参加者として、やってみると何よりエンタメと結果を両立することが本当に難しいと思った。

「これやったら、面白いんだけど、こっちの方が勝率高そうなんだよな~」

自分は最終戦まで1位抜けの可能性があったため最後までこんなことを思っていた。
なので、自分としては1位抜けを争う中でのエンタメ要素を重めに評価したいという気持ちがあったので、先述のような選考基準になった。これは、1位抜けが無くなった後も、エンタメ枠を設けて消化試合を無くそうという理念とは矛盾はする気がするものの、そこは評価したいと思った。

さて、基準を決めたからには、気になる試合で当てはめてポイントが高いのは誰だろうか?アーカイブを周回しながら、考えた結果以下のように決めた。(特に許可を取っていないので、アーカイブのリンク等は貼っていません。どんな内容だったか気になる人は鯖に貼ってあるアーカイブを参照ください。)

●選考結果

金賞:ユキハルさん
選考理由

 がはら的に一番見ている人を楽しませるを体現していた。(ツツミが強すぎて)ある意味展開に恵まれないことがあったが、あのパーティであの自由枠でアルセウスも選出して3勝は素晴らしくて、自分の中では圧倒的エンターテイナーでした。

・オークションから盛り上げた。
 オークションからエンタメをやろうという発想は僕にはなかった。他の参加者の多くもこの発想はなかったと思う。実はナツさんの「ン」縛りだったり、にぱ~さん(後述)が試みていたが、その中でもアルセウスに全ポイントぶっぱはエンタメへの振り切り方は群を抜いていた。

アルセウス(赤縛りあり)で勝った。
 オークションポイントを全ぶっぱしてテラバーストしか使えないアルセウスを使って本当に勝てるのか?というのは大会通じても大きな注目点だった。正直僕は厳しんじゃなないかと思っていたが、愚者さん戦で見事アルセウスで3タテを決めて勝利したことは本当に見事だと思った。

・なんやかんや3勝している。
 オークションからガチガチにやって、大真面目にやった僕は2勝なので、素直にすごいと思った。また、ビックリ自由枠(ナカヌチャンやフワンテ)も多かったが、何気にちゃんと機能していてそこも憎たらしいくらいすごい思った。

銀賞:しろさん
選考理由

イルトス杯の芸人枠を得る代わりに、1位抜けを逃した男にもう一度チャンスをあげたいと思った。

・ゆーくるすさん戦
 ひたすらカイオーガたきのぼり怯みを食らわされるという唯一の負け筋を引く姿は、イルトス杯の瞬間最大瞬間風速だっただろう。(僕は会社から帰る途中で見ていたが、笑いをこらえるのが大変だった。)

 ただ、この理由だと選ばれるべきは、カイオーガを使ったゆーくるすさんではという思いもあったが、次の理由も選考も大きかった。

・なんやかんや3勝している。
 ユキハルさんと同じこと書いているやんという意見もありますが、選考基準に書いている通り、自分の中では勝つということが大事なんで。。ゆーくるすさん以外の対戦も見て、派手さはなくとも的確な考察や読みに基づいた試合運びであると感じたこと(配信の中で言語化してくれていたと感じた。)と、怯んでなかったら1位抜けだったと考えた時に、もう1回試合をする機会を、と思った。

銅賞:にぱ~さん
選考理由

 にぱ~さんもオークションから伏線を張っていたエンタメOPの熱意と完成度がNo1だと思った。

・オークションから伏線を張っていたOP

 オークションで獲得したポケモンがエンタメを意識したものであることが、ありぽけさん戦のOPで語られている。(見ていない人はぜひアーカイブを)試合ごとにOPの構成を変えて、どれも完成度が高い。決勝トーナメントではどうなるのかが見たかった。

・試合自体も見どころが多かった。

 MON0さん戦の見事な考察で試合を優位?に運ぶも、様々なガバにより(むしろこれは減点対象?)最後までハラハラドキドキする展開や勝ったと思いきやカミッチュに詰められる展開(これは暴貧さんのプラスポイント)等見ごたえがあったと感じた。特にファイアローの活躍が目立っていた印象。(ガバは決勝トーナメントではなしでお願いします。)

よし、これで選考し終わった。ちなみにプレイヤー投票はぷ~らさん。(理由:クリスマス決戦にて、自由枠トナカイをぶっ挿しての勝利が芸術点が高かったため。)

イルトスさんに連絡して、だいぶ肩の荷が降りるな。と思ったところ、イルトスさんから返事が返ってきた。


残り。。だと。。そう、僕はこの瞬間まで金賞、銀賞、銅賞をそれぞれ一人ずつ選考するものだと思っていたのだ。
ということで、にぱ~さんを銀賞に昇格してあと3人の銅賞を考えることになった。←しれっとイルトス杯の歴史が変わった瞬間である。

 

●続・選考結果

銅賞:むはさん
選考理由

 エンタメ枠が3人と思っていたころの僕は特にむはさんを入れるかどうかを相当悩んでいた。全体的にそれぞれの試合は見どころが多く面白い試合が多かったので、決勝トーナメントでも見てみたいという気持ちがあった。

・イサハ&ミナモ活躍回

 イサハとミナモ性能のわりに縛りきつくね?と思われていた中、ぷ~らさん戦でミナモを、ゆーくるすさん戦でイサハ活躍させて勝ったことはポイントが高かった。特にぷ~らさん戦はイルトス杯屈指の名試合。(音声。。)

・ヲヲニューラ活躍回

 ゆーくるすさん戦(なんかゆーくるすさん戦がいっぱい出てくるな。。もしや名試合メーカーか?)での相手のオオニューラをもじったヲヲニューラが活躍して劇的な勝利!これもポイントが高い!!

銅賞:ラムカさん
選考理由

おそらく一番ガチガチのメンバーが集まる地獄のR団ブロックでの次点となる成績とネッコアラの活躍。ぶっちゃけこの枠はこの地獄ブロックで一定の成績を上げた、ねむねむさん、リードマンさんとラムカさんの3人の内で考えた結果、下記の理由でラムカさんを選出した。

・相棒?ネッコアラの活躍回

 ねむねむさんとこの枠を悩んだ時に相棒枠?対決をネッコアラで制したことを加味して、ラムカさんに軍配を上げた。ネッコアラを活躍させることが出来たら、直接対決関係なくエンタメとして評価しないといけないよね。

・なんやかんや3勝している。

 リードマンさんとこの枠を悩んだ時に、リードマンさんより多く勝っているということで、ラムカさんに軍配を上げた。(なお、直接対決はリードマンさんの勝ち)

銅賞:しおいぬ君
選考理由

決勝トーナメントで見たいのは僕だけじゃないよね。

・神(紙)スライド

 イルトス杯で新しい文化が爆誕した。(VSエカルさん戦)それが紙スライドである。見るもの皆を虜にして、次の配信ではどんなスライドが出てくるのか?そんなワクワクを提供してくれた。いくみんさんやリードマンさんが真似をして(?)取り入れたほどの影響力があったので、評価しないわけにはいかないでしょう。自由枠予想が当たらないのはご愛嬌。

・自由枠が光る展開

 配信での言動ばかり書いたので、対戦の話もしなければ。エカルさん戦は劇的展開で大盛り上がりだったのも捨てがたいが(なお考察は大外れ)、僕はそれぞれの試合で決してメジャーと言えないポケモンを自由枠をしっかり考察して持ってきたことが印象的で面白いと思った。展開に恵まれず勝ちには結びつかないものの、活躍の可能性を感じさせてくれる内容だった。

 

最終的に上記のようにエンターテイメント枠を選定した。今度こそ、選定が終わった。。上記の中で触れられなかったリードマンさんの野外配信、暴貧さんのコイキング展開やドータクンのNN煽り、ねむねむさんVSリードマンさんの名試合、ゆびをふる、暴風外しすぎ、自由枠クヌギダママナフィ活躍回(裏ではいくみんさんの押しミス)etc..色々俺もこんなに頑張ったんだよと言いたいことはたくさんあると思いますが、僕の主観では上記の人たちのエンタメが響いたということで勘弁願いたい。

で、がはらさん、君はどうだったの?

人の批評ばかりでじゃあ自分はどうだったのかを振り返ってみたい。

よかった所

・2勝した。

 最終戦まで1位抜けの条件を残して消化できたことが大きかった。大きなモチベーションになったし、最後までジャリボーイブロックを混沌にできたことは本当に良かったと思う。

・考察

 全試合通して、考察のアプローチや持って行ったパーティはそんなに悪いものではなかったという感想。

悪かった所

・配信環境

 最後の最後まで自分の声がハウる理由が分からんかった。。(マイク以外の音声全部切ってるのになんで。。)聞き苦しくて申し訳なかったです。

・試合勘&プレイイングの腕の無さ

 特に最初2戦はひどくて試合後は随分と落ち込んだ。(しろさん戦のスケイルショットはいったい何だったのか。。)今度こういう大会出るときは、少なくともその前のランクマはしっかりやるくらいはやらないといけないなと思った。

・ガバ

 ガバで負けて不完全燃焼になったことがこの大会に参加した理由だったのに、しっかりとガバをしていました。(なお、ガバが無くても確定で耐えていなかったので、勝敗には関係なし。)

 

決勝トーナメントでもちょっとだけエンタメ選考

 せっかくなので、勝手に決勝トーナメントについても個人的に名試合と迷試合を1試合ずつ考えたいと思う。

・個人的な名試合:エカルさん(VSしろさん)
 テツノカシラの(僕はテツノ●●が活躍する試合が好きなのか?)考察と展開方法が完璧な試合運びが見られる試合。決勝トーナメントで一番考察がハマっていたのではと個人的に思っている。

・個人的迷試合:いくみんさん(VSユキハルさん)
 初手のニョロボンオニシズクモ対面で、すっと息をひそめながら、れいとうパンチを選択すると見事こおりを引いて、そのまま試合に勝利した。ぶっちゃけこおり引かなかったらどうするんだろうと思ってみていたが、きっちり狙ってこおりを引いているので、これはその選択をした者のみが得られる結果であるので、私はその結果を誇るべきことだと思う。
(にぱ~さんVSあーるさんも事故が起きます。興味がある人は見てね。) 

勝戦を終えて

勝戦を終えて、にぱ~さんが「最高のエンターテイナー」となって、イルトス杯は幕を引くこととなりました。(結局、イルトスさんとさふぁいあさんのエキシビジョンはあるのだろうか?)

いくみんさんとにぱ~さんはは最後まで「最高のエンターテイナー」のために、準備・対戦を必死にやってくれたことを改めて感謝します。

両者の自由枠ゲッコウガ宣言だったり、最後までOPを作ってくれたにぱ~さん、イカサマダイスフラグ発言のいくみんさん最後まで見どころがあって楽しかったです。

(ただよく考えたら、5回当たって勝っていた場合も「ほら、俺が言った通りだろう」という展開になっていたような気がするので、むしろ連続技が当たる回数がキーになることを試合前に見破っていたことを称賛するべきであろう。)

うまい〆のコメントが思いつかず、もっとだらだら書き続けてしまいそうなので、この辺にさせて頂きます。

「イルトス杯」ありがとうございました。