【御礼】イルトス杯お疲れさまでした!

はじめに

イルトス杯に参加して頂いた方々、参加という形以外でも関わって頂いた方々(特にさふぁいあさん)ありがとうございました。

皆様は運営側として至らない所が沢山あったのですが、最終戦まで「最高のエンターテイナー」の称号のために、大会を盛り上げて頂きました。

参加募集が昨年の10月から始まり、最後まで勝ち残った方は3月の下旬までに渡る長丁場。オークションを6巡分と対戦は予選だけでも5戦分考察して、育成する(さらにはエンタメをやる)という時間はなかなか半端な覚悟でできないことを、参加者の皆さんに完走頂いたことを本当に感謝しています。改めて、本当にありがとうございました。

参加理由(というか開催のきっかけ)

参加理由というより、実はこの大会の開催はハッピータイムオフでイルトスさんと話した時に僕がこう言ったことがきっかけである。

「また、オークションルールのメタゲームやりたいっすね。」

細かい言い回しはともかくそんな感じのことを言った。そう言ったことには少し理由がある。以前イルトスさんと一緒に参加したメタゲーム大会「Tea Cup The hell ~茶杯・裏面~」で致命的な育成ミスをして、敗退となったことが消化不良で、リベンジしたいという気持ちがあったからだ。
↓問題の対戦

茶杯裏面 決勝トーナメント1回戦 がはらさんVSユキハル氏(がはらさん視点) - 戦場がはらさん (@fusshaaa) - TwitCasting


そのハッピータイムオフの後、まもなくイルトスさんから以下のようなDMが来た。

え、イルトスさんがやってくれるの?とは思いつつ、2年前の忘れ物を取りに行くチャンスをもらったんだから、(運営側をやることには思わなかったが)自分には参加する以外の選択肢はないと闘志を燃やしていた。

エンタメ枠選考

 2月6日僕はすごく悩んでいた。そう、エンターテイナー枠を誰にするかである。20人(ブロック1位抜け以外の人)の中から3人選ばないといけないって少なすぎるだろ!
←大きな勘違いをしていることは後で気付きます。というか指摘されます。

 リードマンさんのミスティさん戦は名試合だったし、にぱ~さんのOPは面白かったし、ぷ~らさんのトナカイの活躍は見事だったし、むはさんのイサハとミナモ活躍回は面白かったし、しおいぬはなんかおもろいし、しろさんは芸人過ぎるし、一体どうしろと言うんだ。。
 ということでまずは自分の中の選考基準をまとめることにした。勿論選考基準は特に決まっているわけではなくて、あくまで僕自身の見解ですので、その点をご了承ください。

●がはら的エンタメ枠選考基準

1.    勝っている。(出来れば、一位抜けの可能性が残っている時点で)
2.    エンタメに対して、考察や準備に裏打ちされている。(ように見えるか。)
3.    見ていて楽しかったか。

 エンタメ枠選考委員の3人(イルトスさん、このしろさん、がはら)の中で、他の選考委員とは大きく違う点がある。そう、自分は参加者としてイルトス杯に参加しているという点である。参加者として、やってみると何よりエンタメと結果を両立することが本当に難しいと思った。

「これやったら、面白いんだけど、こっちの方が勝率高そうなんだよな~」

自分は最終戦まで1位抜けの可能性があったため最後までこんなことを思っていた。
なので、自分としては1位抜けを争う中でのエンタメ要素を重めに評価したいという気持ちがあったので、先述のような選考基準になった。これは、1位抜けが無くなった後も、エンタメ枠を設けて消化試合を無くそうという理念とは矛盾はする気がするものの、そこは評価したいと思った。

さて、基準を決めたからには、気になる試合で当てはめてポイントが高いのは誰だろうか?アーカイブを周回しながら、考えた結果以下のように決めた。(特に許可を取っていないので、アーカイブのリンク等は貼っていません。どんな内容だったか気になる人は鯖に貼ってあるアーカイブを参照ください。)

●選考結果

金賞:ユキハルさん
選考理由

 がはら的に一番見ている人を楽しませるを体現していた。(ツツミが強すぎて)ある意味展開に恵まれないことがあったが、あのパーティであの自由枠でアルセウスも選出して3勝は素晴らしくて、自分の中では圧倒的エンターテイナーでした。

・オークションから盛り上げた。
 オークションからエンタメをやろうという発想は僕にはなかった。他の参加者の多くもこの発想はなかったと思う。実はナツさんの「ン」縛りだったり、にぱ~さん(後述)が試みていたが、その中でもアルセウスに全ポイントぶっぱはエンタメへの振り切り方は群を抜いていた。

アルセウス(赤縛りあり)で勝った。
 オークションポイントを全ぶっぱしてテラバーストしか使えないアルセウスを使って本当に勝てるのか?というのは大会通じても大きな注目点だった。正直僕は厳しんじゃなないかと思っていたが、愚者さん戦で見事アルセウスで3タテを決めて勝利したことは本当に見事だと思った。

・なんやかんや3勝している。
 オークションからガチガチにやって、大真面目にやった僕は2勝なので、素直にすごいと思った。また、ビックリ自由枠(ナカヌチャンやフワンテ)も多かったが、何気にちゃんと機能していてそこも憎たらしいくらいすごい思った。

銀賞:しろさん
選考理由

イルトス杯の芸人枠を得る代わりに、1位抜けを逃した男にもう一度チャンスをあげたいと思った。

・ゆーくるすさん戦
 ひたすらカイオーガたきのぼり怯みを食らわされるという唯一の負け筋を引く姿は、イルトス杯の瞬間最大瞬間風速だっただろう。(僕は会社から帰る途中で見ていたが、笑いをこらえるのが大変だった。)

 ただ、この理由だと選ばれるべきは、カイオーガを使ったゆーくるすさんではという思いもあったが、次の理由も選考も大きかった。

・なんやかんや3勝している。
 ユキハルさんと同じこと書いているやんという意見もありますが、選考基準に書いている通り、自分の中では勝つということが大事なんで。。ゆーくるすさん以外の対戦も見て、派手さはなくとも的確な考察や読みに基づいた試合運びであると感じたこと(配信の中で言語化してくれていたと感じた。)と、怯んでなかったら1位抜けだったと考えた時に、もう1回試合をする機会を、と思った。

銅賞:にぱ~さん
選考理由

 にぱ~さんもオークションから伏線を張っていたエンタメOPの熱意と完成度がNo1だと思った。

・オークションから伏線を張っていたOP

 オークションで獲得したポケモンがエンタメを意識したものであることが、ありぽけさん戦のOPで語られている。(見ていない人はぜひアーカイブを)試合ごとにOPの構成を変えて、どれも完成度が高い。決勝トーナメントではどうなるのかが見たかった。

・試合自体も見どころが多かった。

 MON0さん戦の見事な考察で試合を優位?に運ぶも、様々なガバにより(むしろこれは減点対象?)最後までハラハラドキドキする展開や勝ったと思いきやカミッチュに詰められる展開(これは暴貧さんのプラスポイント)等見ごたえがあったと感じた。特にファイアローの活躍が目立っていた印象。(ガバは決勝トーナメントではなしでお願いします。)

よし、これで選考し終わった。ちなみにプレイヤー投票はぷ~らさん。(理由:クリスマス決戦にて、自由枠トナカイをぶっ挿しての勝利が芸術点が高かったため。)

イルトスさんに連絡して、だいぶ肩の荷が降りるな。と思ったところ、イルトスさんから返事が返ってきた。


残り。。だと。。そう、僕はこの瞬間まで金賞、銀賞、銅賞をそれぞれ一人ずつ選考するものだと思っていたのだ。
ということで、にぱ~さんを銀賞に昇格してあと3人の銅賞を考えることになった。←しれっとイルトス杯の歴史が変わった瞬間である。

 

●続・選考結果

銅賞:むはさん
選考理由

 エンタメ枠が3人と思っていたころの僕は特にむはさんを入れるかどうかを相当悩んでいた。全体的にそれぞれの試合は見どころが多く面白い試合が多かったので、決勝トーナメントでも見てみたいという気持ちがあった。

・イサハ&ミナモ活躍回

 イサハとミナモ性能のわりに縛りきつくね?と思われていた中、ぷ~らさん戦でミナモを、ゆーくるすさん戦でイサハ活躍させて勝ったことはポイントが高かった。特にぷ~らさん戦はイルトス杯屈指の名試合。(音声。。)

・ヲヲニューラ活躍回

 ゆーくるすさん戦(なんかゆーくるすさん戦がいっぱい出てくるな。。もしや名試合メーカーか?)での相手のオオニューラをもじったヲヲニューラが活躍して劇的な勝利!これもポイントが高い!!

銅賞:ラムカさん
選考理由

おそらく一番ガチガチのメンバーが集まる地獄のR団ブロックでの次点となる成績とネッコアラの活躍。ぶっちゃけこの枠はこの地獄ブロックで一定の成績を上げた、ねむねむさん、リードマンさんとラムカさんの3人の内で考えた結果、下記の理由でラムカさんを選出した。

・相棒?ネッコアラの活躍回

 ねむねむさんとこの枠を悩んだ時に相棒枠?対決をネッコアラで制したことを加味して、ラムカさんに軍配を上げた。ネッコアラを活躍させることが出来たら、直接対決関係なくエンタメとして評価しないといけないよね。

・なんやかんや3勝している。

 リードマンさんとこの枠を悩んだ時に、リードマンさんより多く勝っているということで、ラムカさんに軍配を上げた。(なお、直接対決はリードマンさんの勝ち)

銅賞:しおいぬ君
選考理由

決勝トーナメントで見たいのは僕だけじゃないよね。

・神(紙)スライド

 イルトス杯で新しい文化が爆誕した。(VSエカルさん戦)それが紙スライドである。見るもの皆を虜にして、次の配信ではどんなスライドが出てくるのか?そんなワクワクを提供してくれた。いくみんさんやリードマンさんが真似をして(?)取り入れたほどの影響力があったので、評価しないわけにはいかないでしょう。自由枠予想が当たらないのはご愛嬌。

・自由枠が光る展開

 配信での言動ばかり書いたので、対戦の話もしなければ。エカルさん戦は劇的展開で大盛り上がりだったのも捨てがたいが(なお考察は大外れ)、僕はそれぞれの試合で決してメジャーと言えないポケモンを自由枠をしっかり考察して持ってきたことが印象的で面白いと思った。展開に恵まれず勝ちには結びつかないものの、活躍の可能性を感じさせてくれる内容だった。

 

最終的に上記のようにエンターテイメント枠を選定した。今度こそ、選定が終わった。。上記の中で触れられなかったリードマンさんの野外配信、暴貧さんのコイキング展開やドータクンのNN煽り、ねむねむさんVSリードマンさんの名試合、ゆびをふる、暴風外しすぎ、自由枠クヌギダママナフィ活躍回(裏ではいくみんさんの押しミス)etc..色々俺もこんなに頑張ったんだよと言いたいことはたくさんあると思いますが、僕の主観では上記の人たちのエンタメが響いたということで勘弁願いたい。

で、がはらさん、君はどうだったの?

人の批評ばかりでじゃあ自分はどうだったのかを振り返ってみたい。

よかった所

・2勝した。

 最終戦まで1位抜けの条件を残して消化できたことが大きかった。大きなモチベーションになったし、最後までジャリボーイブロックを混沌にできたことは本当に良かったと思う。

・考察

 全試合通して、考察のアプローチや持って行ったパーティはそんなに悪いものではなかったという感想。

悪かった所

・配信環境

 最後の最後まで自分の声がハウる理由が分からんかった。。(マイク以外の音声全部切ってるのになんで。。)聞き苦しくて申し訳なかったです。

・試合勘&プレイイングの腕の無さ

 特に最初2戦はひどくて試合後は随分と落ち込んだ。(しろさん戦のスケイルショットはいったい何だったのか。。)今度こういう大会出るときは、少なくともその前のランクマはしっかりやるくらいはやらないといけないなと思った。

・ガバ

 ガバで負けて不完全燃焼になったことがこの大会に参加した理由だったのに、しっかりとガバをしていました。(なお、ガバが無くても確定で耐えていなかったので、勝敗には関係なし。)

 

決勝トーナメントでもちょっとだけエンタメ選考

 せっかくなので、勝手に決勝トーナメントについても個人的に名試合と迷試合を1試合ずつ考えたいと思う。

・個人的な名試合:エカルさん(VSしろさん)
 テツノカシラの(僕はテツノ●●が活躍する試合が好きなのか?)考察と展開方法が完璧な試合運びが見られる試合。決勝トーナメントで一番考察がハマっていたのではと個人的に思っている。

・個人的迷試合:いくみんさん(VSユキハルさん)
 初手のニョロボンオニシズクモ対面で、すっと息をひそめながら、れいとうパンチを選択すると見事こおりを引いて、そのまま試合に勝利した。ぶっちゃけこおり引かなかったらどうするんだろうと思ってみていたが、きっちり狙ってこおりを引いているので、これはその選択をした者のみが得られる結果であるので、私はその結果を誇るべきことだと思う。
(にぱ~さんVSあーるさんも事故が起きます。興味がある人は見てね。) 

勝戦を終えて

勝戦を終えて、にぱ~さんが「最高のエンターテイナー」となって、イルトス杯は幕を引くこととなりました。(結局、イルトスさんとさふぁいあさんのエキシビジョンはあるのだろうか?)

いくみんさんとにぱ~さんはは最後まで「最高のエンターテイナー」のために、準備・対戦を必死にやってくれたことを改めて感謝します。

両者の自由枠ゲッコウガ宣言だったり、最後までOPを作ってくれたにぱ~さん、イカサマダイスフラグ発言のいくみんさん最後まで見どころがあって楽しかったです。

(ただよく考えたら、5回当たって勝っていた場合も「ほら、俺が言った通りだろう」という展開になっていたような気がするので、むしろ連続技が当たる回数がキーになることを試合前に見破っていたことを称賛するべきであろう。)

うまい〆のコメントが思いつかず、もっとだらだら書き続けてしまいそうなので、この辺にさせて頂きます。

「イルトス杯」ありがとうございました。

Tea Cup The hell ~茶杯・裏面~ オメガブロック 【VS イルトスKワンダーソン氏】

f:id:gahara3:20211030070938p:plain

この記事はTea Cup The hell ~茶杯・裏面~ オメガブロック 【VS イルトスKワンダーソン氏】のがはらさんの試合前考えていたことを試合後に書いた記事です。

がはらさんの10パートナーズ

f:id:gahara3:20211025000205p:plain

イルトスKワンダーソンさんの10パートナーズ

f:id:gahara3:20211025001725p:plain

パーティ考察(◎:パーティに入ったうえで出てきそう、〇:パーティにはいると思う、△:パーティに入るかもしれない、×:パーティに入ってこないと思う)

◎ポリゴン2

重い。こちらのパーティでの分かりやすい突破方法が、フェローチェかちょうはつとどくどく持ちのバルジーナしかない。オニシズクモの通りもいいので、受け&トリル要員で来ると予想。ギガドリュが重いと見ればHB、トゲキッスを重く見ればHDどちらの型も考えられる。とてもやっかい。

メタモン

メタモン素人から見ると、本当に刺さっているかいないかがわからない絶妙なポケモンシルヴァディカビゴンエルフーンバルジーナに対してはほぼ仕事ができないと思っている。ただ、通りいいパルシェンフェローチェドリュウズに対しては有利が取れるので、6体には入ってくるか。

〇レジエレキ

物理か特殊かがわからない厄介なポケモンフェローチェの上を取れるうえ、電気技の通りが悪くないので6匹には入ってきそう。あちらのパーティで刺さっているポケモンに特殊が多いので、物理がやや可能性が高いか?

ニンフィア

重い。こちらのパーティで相手が厳しいのはカビゴンドリュウズくらい。あくび、ハイパーボイスでんこうせっか、マジカルフレイム or めいそうのHB特化で来ると予想。

〇化身トルネロス

カビゴンに気を付ければ基本的に通りがいい。6匹に入ってきそう。

×ワルビアル

多分来ない。僕のパーティには電気タイプのポケモンがいないので、地面枠としての需要が薄いのと、物理なら単純にオニシズクモの方が刺さってる。

〇ジュラルドン

地味にこちらが突破する方法に乏しいポケモン。物理と特殊が見分けにくいので、受け出しも神経を使うことになる。

オニシズクモ

6匹には入ると思われる。トリルで通すにはこちらはもっとSが遅いポケモンがいるので、出てくるとすれば単純に先発で場を荒らす要因か?

△レイスポス

技範囲の問題で、こちらの受けポケモンカビゴントゲキッスバルジーナに勝てないため、ほぼ出てこないと思っている。僕のユクシーの信用を考慮して、パーティに入ってくる可能性はありだが、選出はされないと思っている。

×アップリュー

全体的に特殊が多いパートナーズのため、物理枠として入ってくる可能性がある。しかし、こちらのパーティでの処理ルートが多いので、出しにくいか。

想定している選出

先発フェローチェバルジーナ or シルヴァディカビゴンののろいでの詰ませ展開

基本選出。メタモンとポリゴン2がいた時はほぼこの選出で確定。偵察要員のフェローチェを先発にして、受けだすべきポケモンに引く。ニンフィアでんこうせっかが怖いので、素引きします。

先発ドリュウズ or シルヴァディの積みダイマ展開+カビゴンフェローチェ

パーティにメタモンがいない時に検討する選出。初手つるぎのまいでダイジェット展開で暴れまわり、カビゴンで積ませる or フェローチェが上から制圧する作戦。
ポリゴンがいなければドリュウズ、ジュラルドンがいなければシルヴァディを通す予定。

基本戦術

前回のポックル戦のように特定のポケモンで一気に全抜きを狙うのではなく、じっくりサイクルを回して、隙を見てカビゴンの要塞化orフェローチェの上からの全抜きを狙うのを基本線として考えている。前回のポックル戦のように特定のポケモンで一気に全抜きを狙うのではなく、じっくりサイクルを回して、隙を見てカビゴンの要塞化orフェローチェの上からの全抜きを狙うのを基本線として考えている。

考察の経緯

こちら目線で詰ませられる可能性が高いメタモンとポリゴン2に対して厚い選出ができるようにパーティを組もうと考えたのが初めの考え。ということで、メタモンに強いポケモンをポリゴン2に強い技構成にすることを考えた。メタモンに強いポケモンとしてパッと思いついたのは、シルヴァディカビゴンバルジーナユクシーであると考えた。その中でポリゴン2に強くすることが出来ると判断したポケモンカビゴンバルジーナで、初めにこの2匹がパーティに内定。特にカビゴンは相手のパーティでの突破手段が非常に厳しいと見たので、カビゴンで詰ませることを基本戦術として想定した。

バルジーナカビゴンを採用するとサイクル戦になる可能性が高くなると考えた。その際、相手のポケモンが少しずつ削れた時は、フェローチェの通りがよくなると考え、フェローチェの採用も決定。

そうなると重くなってくるのはニンフィアと化身トルネロスである。その2匹にはバルジーナが全く役割を持てないので、カビゴンを受けだすことになるが役割が集中してしまう。理屈の上では受けきれるつもりではいたが、できるだけ選出を抑制したいということで、ギガイアスドリュウズをパーティに入れ、牽制することにした。ギガイアスは選出するプランが見えなかったので、メタモンとポリゴン2がいない時、ドリュウズ単体で通す作戦だけ想定することにした。

ギガイアスドリュウズを入れても、上記の2匹が重いのは変わらない。特にフェローチェが基本選出なので、でんこうせっか持ちのニンフィアが重いのは死活問題だと考えた。そこでニンフィアを受けるために、シルヴァディを入れることにした。問題はタイプであり、フェアリー技を半減で受けられるどくかはがねどちらにしようかと迷った。その時、先発で来るとしんどいと思っていたオニシズクモにせめて対面で勝てるようにと思い、どくタイプに決定した。そのシルヴァディの技構成を考えていた時、ジュラルドンが居なければ、つるぎのまい積めば全抜きできるんじゃね?と思い、初手つるぎのまいを積んだうえでのダイマ展開も作戦の一つとして想定することにした。

パーティ紹介

f:id:gahara3:20211026232928p:plainフェローチェ(NN:Pheromosa)@こだわりスカーフ
いじっぱり H149(20)、A207(252)、B57(0)、Cxx(xx)、D57(0)、S201(234)
特性:ビーストブースト
わざ:とびはねる、じごくづき、とんぼがえり、インファイト 

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:調整後残りH振り
素早さ:最速スカーフレイスポス抜き

レジエレキを抜けるようにスカーフを持たせた。ニンフィアが重いので、どくづきの採用を考えたが、A1段階アップでもHB特化ニンフィアを一撃で落とせるわけではなかったので、レイスポスに打点を持つためじごくづきにした。

 

f:id:gahara3:20211018235623p:plainギガイアス(NN:テラィアス)@イバンのみ
いじっぱり H192(252)、A205(252)、B151(4)、Cxx(x)、D100(0)、S45(0)
特性:すなおこし
わざ:じしん、ロックブラスト、じならし、だいばくはつ

今回のギガイアスは砂展開要員というよりかは、パーティ選出時ドリュウズの存在をより際立たせる要員。今回のドリュウズは単体で出す想定で、多分出さない。

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:Hぶっぱ残りB振り
素早さ:無振り

 

f:id:gahara3:20211019003833p:plainドリュウズ(NN:ドリドリ♪)@きあいのタスキ

ようき H188(20)、A187(252)、B80(0)、Cxx(x)、D85(0)、S151(236)
特性:すなかき
わざ:じしん、いわなだれアイアンヘッドつるぎのまい

ポリゴン2、メタモンワルビアルがいない時に選出を検討する。特にニンフィア、ジュラルドンに厚く選出したいときほど選出が濃厚になる。今回は単体でも選出できるようにきあいのタスキを持たせた。

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:残りH振り
素早さ:最速ジュラルドン抜き

 

f:id:gahara3:20211026233957p:plainバルジーナ(NN:)@オボンのみ

ずぶとい H217(252)、A85(0)、B172(252)、Cxx(xx)、D115(0)、S101(4)
特性:はとむね
わざ:はたきおとす、ちょうはつ、どくどく、はねやすめ

調整先

火力:無振り
耐久:HB特化
素早さ:残り4振り

物理受け。不意の特殊技に対して、2回耐えるためにオボンのみを持たせた。6匹にポリ2、ワルビアル、アップリュー、レイスポス、オニシズクモのうち3匹以上いるようであれば選出を検討する。

 

f:id:gahara3:20211021010016p:plainカビゴン(NN:ヒクソン)@ウイのみ

のんき H267(252)、A130(0)、B128(252)、Cxx(xx)、D131(4)、S36(0)
特性:くいしんぼう
わざ:のしかかり、じわれ、のろい、リサイクル

調整先

火力:無振り
耐久:HB特化、残りDに4振り
素早さ:トリックルーム時でオニシズクモ抜き

この対戦の勝敗の鍵を握るポケモン。HB特化にすることによって、きのみ込みで想定している全ての攻撃を2回耐えることが出来る。ポリゴン2メタモン、レイスポス、トルネロス、ジュラルドンが役割対象。過労死を防ぐために慎重なサイクルが求められる。じしんでなくじわれなのは、ジュラルドンのじゃくてんほけんを警戒した結果である。そのため、メタモンに少し弱くなってしまった。

 

f:id:gahara3:20211028203602p:plainシルヴァディ(NN:Silvallie)@ポイズンメモリ

いじっぱり H167(52)、Axx(xx)、B115(0)、C172(252)、D85(0)、S136(206)
特性:ARシステム
わざ:つるぎのまい、シャドークロー、つばめがえし、マルチアタック

調整先

火力:Aぶっぱ
耐久:残りH4振り
素早さ:ぶっぱ

やや地雷枠。メタモンが居ても出せて、ニンフィアに勝てるようにポイズンメモリを採用。鋼タイプと迷ったが、オニシズクモの受け出しへダメージが出るように、毒タイプの採用になった。

 

試合後の追記(2021/10/29)
通したいと思っていたカビゴンできっちり詰めて勝つことが出来て、少し自信になりました。
気を抜かず、次の1勝を目指して頑張ります。

この試合のアーカイブ

twitcasting.tv

Tea Cup The hell ~茶杯・裏面~ オメガブロック 【VS ポックル氏】

f:id:gahara3:20211024235912p:plainこの記事はTea Cup The hell ~茶杯・裏面~ Ωブロック 【VS ポックル戦】のがはらの試合前考えていたことを書いた記事です。

はらさんの10パートナーズf:id:gahara3:20211025000205p:plain

ポックル氏の10パートナーズf:id:gahara3:20211025000210p:plain


基本戦術

2つのプランを用意しました。
・スカーフユクシー+ギガドリュ
パルシェン起点無しのからやぶ+ギガドリュ

戦術の理由

ポックル氏とは7世代での話ではあるがオフやレートで何回も対戦しているかつ、リアルでもポケモンの話をしていて自分のプレイイングスタイルをよく知っている人です。ということで今回はポケモンに対してではなく、人に対するメタを貼っていこうと思ったのが、今回のコンセプト。

実は、対ポックル氏の対戦では毎回起点ユクシーを選出している。これは意地になってやっているわけでもなんでもなく、それが最善だと思ってやっていることで、それだけ自分は起点ユクシーを信頼している。それはポックル氏も分かっていることだと思っていると思い、今回はそれを利用しようと考えた。初手に起点を作ると見せかけて、奇襲を仕掛け、暴れるだけ暴れまわった後に裏のギガドリュにつなぐという流れにしようと考えている。

パーティ紹介


f:id:gahara3:20211018220054p:plainユクシー(NN:Uxie)@こだわりスカーフ
ひかえめ H170(156)、A85(0)、B150(0)、C138(248)、D151(4)、S128(100)
特性:ふゆう
わざ:サイコキネシスサイコショック、とんぼがえり、おきみやげ 

調整先

火力:耐久調整後残りぶっぱ
耐久:C特化アーゴヨンのC1段階上昇後、りゅうせいぐん確定耐え
素早さ:最速アーゴヨン抜き

初手に起点を作ると見せかけ、奇襲を仕掛けるスカーフ型。モロバレルスカタンクヤドキング以外には致命的なダメージを与えることが出来ると想定している。耐久調整はどのポケモンにも基本的に2回動けるようにしたつもり。積み展開もできるようにおきみやげも搭載。

 

f:id:gahara3:20211018235623p:plainギガイアス(NN:テラィアス)@だっしゅつボタン
いじっぱり H187(212)、A205(252)、B150(0)、Cxx(x)、D100(0)、S51(44)
特性:すなおこし
わざ:じしん、ロックブラスト、じならし、だいばくはつ

基本的には砂の展開要員。じならし、だいばくはつで起点も作れるような技構成にした。岩技がロックブラストなのは、アーゴヨンの身代わり対策。

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:残りHぶっぱ
素早さ:無補正無振りガラルヤドキング抜き抜き

 

f:id:gahara3:20211019003833p:plainドリュウズ(NN:ドリドリ♪)@いのちのたま

ようき H188(20)、A187(252)、B80(0)、Cxx(x)、D85(0)、S151(236)
特性:すなかき
わざ:じしん、ロックブラスト、アイアンヘッドつるぎのまい

今回暴れてもらうすなかきエース。ほぼ選出すると思われる。つるぎのまいユクシーのおきみやげが決まった積む想定。ロックブラストはやはりアーゴヨンの身代わり対策。

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:残りH振り
素早さ:最速ニドキングハリーセン抜き

 

f:id:gahara3:20211019005238p:plainパルシェン(NN:パルジェンヌ)@きあいのタスキ

いじっぱり H126(4)、A147(252)、B80(0)、C94(0)、D85(0)、S134(252)
特性:スキルリンク
わざ:つららばり、ロックブラスト、ハイドロポンプ、からをやぶる

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:残りH振り
素早さ:2段階S上昇後、最速スカーフゲンガー抜き

1回からをやぶればほとんどのポケモンを一撃で葬れる積みエース。ユクシーがあまりにも動きにくそうなパーティであれば初手からやぶをするつもりです。(ヤドキングモロバレルスカタンクが全部そろっているとか)1回のからやぶで最速スカーフゲンガー抜きというのは半分冗談で、1段階S上昇の最速アーゴヨンを抜こうと思ったらほぼぶっぱだったので、ぶっぱにしました。

 

f:id:gahara3:20211021010016p:plainカビゴン(NN:ゴンさん)@とつげきチョッキ

いじっぱり H126(4)、A147(252)、B80(0)、C94(0)、D85(0)、S134(252)
特性:あついしぼう
わざ:のしかかり、じならし、じしん、じばく

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:HぶっぱとB4振り(雨の時、ハリーセンの無補正いのちのたまAぶっぱダイストリームをほぼ半々で耐える。)
素早さ:無振り

出す気はほぼ無し。ただ相手目線めちゃくちゃカビゴン重いのではと思っている。

 

f:id:gahara3:20211021223520p:plainトゲキッス(NN:あけおめ!)@ビアーのみ

おくびょう H167(52)、Axx(xx)、B115(0)、C172(252)、D85(0)、S136(206)
特性:てんのめぐみ
わざ:ひかりのかべ、バトンタッチ、エアスラッシュ、あくび

調整先

火力:ぶっぱ
耐久:無補正アーゴヨンのダイアシッドとその後のダイアシッドをダイマックスで耐えるくらい振った。
素早さ:最速スカーフニドキング抜き

出す気はほぼなし枠その2。一応、起点の役割が持てるように耐久を調整した。しかし、一番大事な仕事はモロバレルの選出を止めること。

 

試合中の僕へ

モロバレルは出てきたらきっとHB。
H振りだけでもユクシーモロバレルを一発で落とせないよ。
スカタンクいるとユクシーはきびしいよ、パルシェンにしなさい。
つるぎのまいはほぼ詰めないと思え、欲張るな。

 

試合後の追記(2021/10/24)
内容はどうあれ勝ちました!
ひとまず1勝できたのは心理的にすごく大きい。
次もがんばります!
(でもやっぱりパルシェンやったなぁ)

お相手(ポックル氏)のこの試合の考察記事

panpikkle.hatenablog.com
この試合のアーカイブ

twitcasting.tv