この記事はTea Cup The hell ~茶杯・裏面~ オメガブロック 【VS イルトスKワンダーソン氏】のがはらさんの試合前考えていたことを試合後に書いた記事です。
がはらさんの10パートナーズ
イルトスKワンダーソンさんの10パートナーズ
パーティ考察(◎:パーティに入ったうえで出てきそう、〇:パーティにはいると思う、△:パーティに入るかもしれない、×:パーティに入ってこないと思う)
◎ポリゴン2
重い。こちらのパーティでの分かりやすい突破方法が、フェローチェかちょうはつとどくどく持ちのバルジーナしかない。オニシズクモの通りもいいので、受け&トリル要員で来ると予想。ギガドリュが重いと見ればHB、トゲキッスを重く見ればHDどちらの型も考えられる。とてもやっかい。
△メタモン
メタモン素人から見ると、本当に刺さっているかいないかがわからない絶妙なポケモン。シルヴァディ、カビゴン、エルフーン、バルジーナに対してはほぼ仕事ができないと思っている。ただ、通りいいパルシェンとフェローチェやドリュウズに対しては有利が取れるので、6体には入ってくるか。
〇レジエレキ
物理か特殊かがわからない厄介なポケモン。フェローチェの上を取れるうえ、電気技の通りが悪くないので6匹には入ってきそう。あちらのパーティで刺さっているポケモンに特殊が多いので、物理がやや可能性が高いか?
重い。こちらのパーティで相手が厳しいのはカビゴンとドリュウズくらい。あくび、ハイパーボイス、でんこうせっか、マジカルフレイム or めいそうのHB特化で来ると予想。
〇化身トルネロス
カビゴンに気を付ければ基本的に通りがいい。6匹に入ってきそう。
多分来ない。僕のパーティには電気タイプのポケモンがいないので、地面枠としての需要が薄いのと、物理なら単純にオニシズクモの方が刺さってる。
〇ジュラルドン
地味にこちらが突破する方法に乏しいポケモン。物理と特殊が見分けにくいので、受け出しも神経を使うことになる。
6匹には入ると思われる。トリルで通すにはこちらはもっとSが遅いポケモンがいるので、出てくるとすれば単純に先発で場を荒らす要因か?
△レイスポス
技範囲の問題で、こちらの受けポケモンのカビゴン、トゲキッス、バルジーナに勝てないため、ほぼ出てこないと思っている。僕のユクシーの信用を考慮して、パーティに入ってくる可能性はありだが、選出はされないと思っている。
×アップリュー
全体的に特殊が多いパートナーズのため、物理枠として入ってくる可能性がある。しかし、こちらのパーティでの処理ルートが多いので、出しにくいか。
想定している選出
先発フェローチェ+バルジーナ or シルヴァディ+カビゴンののろいでの詰ませ展開
基本選出。メタモンとポリゴン2がいた時はほぼこの選出で確定。偵察要員のフェローチェを先発にして、受けだすべきポケモンに引く。ニンフィアはでんこうせっかが怖いので、素引きします。
先発ドリュウズ or シルヴァディの積みダイマ展開+カビゴン+フェローチェ
パーティにメタモンがいない時に検討する選出。初手つるぎのまいでダイジェット展開で暴れまわり、カビゴンで積ませる or フェローチェが上から制圧する作戦。
ポリゴンがいなければドリュウズ、ジュラルドンがいなければシルヴァディを通す予定。
基本戦術
前回のポックル戦のように特定のポケモンで一気に全抜きを狙うのではなく、じっくりサイクルを回して、隙を見てカビゴンの要塞化orフェローチェの上からの全抜きを狙うのを基本線として考えている。前回のポックル戦のように特定のポケモンで一気に全抜きを狙うのではなく、じっくりサイクルを回して、隙を見てカビゴンの要塞化orフェローチェの上からの全抜きを狙うのを基本線として考えている。
考察の経緯
こちら目線で詰ませられる可能性が高いメタモンとポリゴン2に対して厚い選出ができるようにパーティを組もうと考えたのが初めの考え。ということで、メタモンに強いポケモンをポリゴン2に強い技構成にすることを考えた。メタモンに強いポケモンとしてパッと思いついたのは、シルヴァディ、カビゴン、バルジーナ、ユクシーであると考えた。その中でポリゴン2に強くすることが出来ると判断したポケモンがカビゴン、バルジーナで、初めにこの2匹がパーティに内定。特にカビゴンは相手のパーティでの突破手段が非常に厳しいと見たので、カビゴンで詰ませることを基本戦術として想定した。
バルジーナ、カビゴンを採用するとサイクル戦になる可能性が高くなると考えた。その際、相手のポケモンが少しずつ削れた時は、フェローチェの通りがよくなると考え、フェローチェの採用も決定。
そうなると重くなってくるのはニンフィアと化身トルネロスである。その2匹にはバルジーナが全く役割を持てないので、カビゴンを受けだすことになるが役割が集中してしまう。理屈の上では受けきれるつもりではいたが、できるだけ選出を抑制したいということで、ギガイアス、ドリュウズをパーティに入れ、牽制することにした。ギガイアスは選出するプランが見えなかったので、メタモンとポリゴン2がいない時、ドリュウズ単体で通す作戦だけ想定することにした。
ギガイアス、ドリュウズを入れても、上記の2匹が重いのは変わらない。特にフェローチェが基本選出なので、でんこうせっか持ちのニンフィアが重いのは死活問題だと考えた。そこでニンフィアを受けるために、シルヴァディを入れることにした。問題はタイプであり、フェアリー技を半減で受けられるどくかはがねどちらにしようかと迷った。その時、先発で来るとしんどいと思っていたオニシズクモにせめて対面で勝てるようにと思い、どくタイプに決定した。そのシルヴァディの技構成を考えていた時、ジュラルドンが居なければ、つるぎのまい積めば全抜きできるんじゃね?と思い、初手つるぎのまいを積んだうえでのダイマ展開も作戦の一つとして想定することにした。
パーティ紹介
フェローチェ(NN:Pheromosa)@こだわりスカーフ
いじっぱり H149(20)、A207(252)、B57(0)、Cxx(xx)、D57(0)、S201(234)
特性:ビーストブースト
わざ:とびはねる、じごくづき、とんぼがえり、インファイト
調整先
火力:ぶっぱ
耐久:調整後残りH振り
素早さ:最速スカーフレイスポス抜き
レジエレキを抜けるようにスカーフを持たせた。ニンフィアが重いので、どくづきの採用を考えたが、A1段階アップでもHB特化ニンフィアを一撃で落とせるわけではなかったので、レイスポスに打点を持つためじごくづきにした。
ギガイアス(NN:テラィアス)@イバンのみ
いじっぱり H192(252)、A205(252)、B151(4)、Cxx(x)、D100(0)、S45(0)
特性:すなおこし
わざ:じしん、ロックブラスト、じならし、だいばくはつ
今回のギガイアスは砂展開要員というよりかは、パーティ選出時ドリュウズの存在をより際立たせる要員。今回のドリュウズは単体で出す想定で、多分出さない。
調整先
火力:ぶっぱ
耐久:Hぶっぱ残りB振り
素早さ:無振り
ようき H188(20)、A187(252)、B80(0)、Cxx(x)、D85(0)、S151(236)
特性:すなかき
わざ:じしん、いわなだれ、アイアンヘッド、つるぎのまい
ポリゴン2、メタモン、ワルビアルがいない時に選出を検討する。特にニンフィア、ジュラルドンに厚く選出したいときほど選出が濃厚になる。今回は単体でも選出できるようにきあいのタスキを持たせた。
調整先
火力:ぶっぱ
耐久:残りH振り
素早さ:最速ジュラルドン抜き
バルジーナ(NN:)@オボンのみ
ずぶとい H217(252)、A85(0)、B172(252)、Cxx(xx)、D115(0)、S101(4)
特性:はとむね
わざ:はたきおとす、ちょうはつ、どくどく、はねやすめ
調整先
火力:無振り
耐久:HB特化
素早さ:残り4振り
物理受け。不意の特殊技に対して、2回耐えるためにオボンのみを持たせた。6匹にポリ2、ワルビアル、アップリュー、レイスポス、オニシズクモのうち3匹以上いるようであれば選出を検討する。
のんき H267(252)、A130(0)、B128(252)、Cxx(xx)、D131(4)、S36(0)
特性:くいしんぼう
わざ:のしかかり、じわれ、のろい、リサイクル
調整先
火力:無振り
耐久:HB特化、残りDに4振り
素早さ:トリックルーム時でオニシズクモ抜き
この対戦の勝敗の鍵を握るポケモン。HB特化にすることによって、きのみ込みで想定している全ての攻撃を2回耐えることが出来る。ポリゴン2、メタモン、レイスポス、トルネロス、ジュラルドンが役割対象。過労死を防ぐために慎重なサイクルが求められる。じしんでなくじわれなのは、ジュラルドンのじゃくてんほけんを警戒した結果である。そのため、メタモンに少し弱くなってしまった。
シルヴァディ(NN:Silvallie)@ポイズンメモリ
いじっぱり H167(52)、Axx(xx)、B115(0)、C172(252)、D85(0)、S136(206)
特性:ARシステム
わざ:つるぎのまい、シャドークロー、つばめがえし、マルチアタック
調整先
火力:Aぶっぱ
耐久:残りH4振り
素早さ:ぶっぱ
やや地雷枠。メタモンが居ても出せて、ニンフィアに勝てるようにポイズンメモリを採用。鋼タイプと迷ったが、オニシズクモの受け出しへダメージが出るように、毒タイプの採用になった。
試合後の追記(2021/10/29)
通したいと思っていたカビゴンできっちり詰めて勝つことが出来て、少し自信になりました。
気を抜かず、次の1勝を目指して頑張ります。
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